講師を始めたきっかけを教えてください。
僕は元々中学校・高校と吹奏楽部だったのですが、学校ではどんどん後輩も入ってくるので自分が学ぶだけではなく、「教える」と言うことが当たり前と言うか、身近なことだったんですね。
僕自身がドラムの練習がとても好きだったというところもあって、学校の中で習った事を教えると言うよりも、学校外でレッスンを受けた内容を後輩達に教えるなんていうこともしていました。中にはどんどん上手くなっていく後輩もいて、とても嬉しかったですね!この経験が講師を目指すきっかけになったと思います。
実際に講師を始めて、大変だったことは?
みんなが楽しく学べるように「噛み砕いて分かりやすく伝える」事をいつも心がけていますし、これが一番大変なところでもあると思います。
僕が持っているドラムメソッドは「アランドーソンメソッド」という技法で、ボストンのバークリー音楽大学でも採用されているようなドラムの方法論なんですね。
演奏している内容自体はシンプルですが、練習量がたくさんあったりストイックな面もあるので、見方によっては「とっつきにくい」とか「ハードルが高そう」なんて感じることもあると思います。反面、世界的に活躍するドラマーの多くが取り入れているメソッドでもあるので、結果的には効率よく早く上達することができる。それは僕自身が一番よく知っていることでもあるので、このメソッドを自分自身を通じてより分かりやすく楽しめるように伝えていきたいと思っています。
*アランドーソンメソッドを用いた演奏は動画冒頭でご覧いただけます。是非!
講師として心がけている事は?
習いに来てくれた方は絶対に「(練習)迷子にさせない」と心がけています!
昔、何人かの講師さんに師事してレッスンを受けていたときに、とある先生が、「今日はどんな練習したい?」って聞いてくるような感じだったんですね。
僕はその時に「どんな練習していいかわからないから、お金払ってレッスン受けてるんだけどなあ・・」って思ったのがすごく強く残っていて。
だからこそたくさんの練習方法をメソッドで持っておきたい!僕の生徒には同じ思いをさせたくない!って思ったことが、きっかけになっています。
講師を始めて、感動した出来事はありますか?
やっぱり自分の教え子が成長しているときが何よりも嬉しいですよね。
練習の成果を発揮するには、いろんな逆境とかプレッシャーに打ち勝つことも必要になってくると思うんです。
乗り越えるのは結局本人なのですが、そのきっかけをレッスンを通して伝えられた時はすごく感動します。
この前も教え子から「先生のアドバイスのおかげでライブではっちゃけることができて楽しかったです」と言ってもらえて、とても嬉しかったですね!
やっぱり楽器をやるからには「ステージに立った時に楽しめることが一番」だと思っているので、これからもその手伝いをしていきたいですね。
ABCミュージックスクールってどんな学校ですか?
驚かれるかもしれないのですが、実は僕ABCミュージックスクールに入って1ヶ月目なんですよね。笑 たったの1ヶ月でこういった場所でインタビューに答えさせてもらっていて、お前1ヶ月で何ができるの?って思う方もいるかもしれないんですけど、でも、凄く良くしてくれていると僕は思います。
僕がこれまで培ってきた事や得意分野なんかを見てもらって、すごく「いいね!」って言ってもらえるのでやりがいがありますし、コミュニケーションをする機会が多いので、僕としてもスクールに対して出来る事はないかと自然に探したくなります。これは代表の人柄や魅力なんだと思います。
運営側と講師側のコミュニケーションがいい意味で近くて、やりとりも円滑にできるのでお仕事しやすいです!
また、少しイレギュラーですが、ABCミュージックスクールには動画クリエイターとしても関わらせてもらっている(インタビュー動画は全て篠原講師が編集を手がけている)ので、この関わりもありがたいと思っています。
レッスンスケジュールはどんな風に決めていますか?
僕自身すごく恵まれている方だと思うんですけど、生ドラムでレッスンができる環境を持っている(オンラインレッスン環境も完備)ので、レッスン自体はとてもやりやすいですね。
もちろん担当エリアの中で音楽スタジオを借りてレッスンもしつつなのですが、スタジオを持っている分、レンタル予約などをする必要がない分、受講生さんの希望にそってレッスンを入れやすいのも一つの魅力かなと思います。
講師としての収益、安定性には満足していますか?
責任をもって人に教えることができれば受講生が成長し、ついてきてくれるので、講師としては安定すると思います!中々上達できないと悩んでいる方の多くは、「練習の仕方が」分からないだけだと思います。例えばテストでいい点を取れないのは勉強の仕方が分からないだけ。それと同じだと思うんですね。だから学習塾に通ったりして、勉強の仕方を教わってくる。
僕はドラム講師として、一人で練習する方法がわからない方や伸び悩んで苦しんでいる人に、講師として寄り添っていきたいと考えています。
今後の展望、目標を教えてください。
「クリニシャン」という分野に興味を持っています!
*クリニシャン...クリニックとミュージシャンを掛け合わせた言葉。今回でいうところのドラムのお医者さんみたいなイメージ
海外だったらマイクジョンソン・ベニーグレブなんかが積極的に行なっているのですが、やっぱり根底にあるのは、「練習するのに迷子にさせたくない」気持ちで、解決する手段として、「アランドーソンメソッド」を広げていきたいという想いがありますね。
僕は海外で生活していた期間がありまして、その最中にマーチングのレッスンを受けに行ったことがあったのですがその時に衝撃だったのが、大きなテニスコートいっぱいにおじいさん、おばあさん、もちろん若者もなんですがたくさんいて練習をしたんですね。日本だと中々見られない光景だと思うのですがそれを目にした時に「こういう文化なんだな」って思ったんですよね。
そういう考えに触れたこと自体が刺激になったこともありますし、それくらい身近なものになるようにレッスンをやって伝えていきたい気持ちが強くありますね。
これからも楽しみながらレッスンしていこうと思っています。
篠原章芳
AKIYOSHI SHINOHARA
プロフィール
20歳でAlan Dawson Methodを教えている水野 オサミに師事し、28歳までバンド活動とドラムレッスンなどして活動。その後海外で活動したいと思いNYへ拠点を移し、5年ほどNYの教会やライブハウスなどで演奏活動と同時にNate Smithに師事。32歳の時に帰国して東京での活動再開。現在に至る。
登録までの流れ
FLOW
書類審査
下記のコンタクトフォームにて、「講師登録のお申し込み」を選択し、履歴書と必要事項を記入して送信してください。
面談
ABCミュージックの代表と面接を行います。主に勤務地のご希望や、担当生徒数のご希望などについて伺います。
内容の確認
新規の生徒のお申し込みからご入会の流れなど、仕事内容の確認をします。レッスンの内容に関しては全て講師の方にお任せしています。
講師登録・生徒募集
お仕事の内容について合意いただけましたら、講師登録を行い、同時に生徒を募集します。生徒募集はABCミュージックが代行しますので、ご安心ください。
募集要項
job description
会社名
株式会社オン / ABCミュージックスクール
報酬
[業務委託]
対面レッスン 1レッスン60分 3000円~3500円
オンライン 1レッスン60分 1500円~2000円
実際に働いている講師の例(月額)
・T講師 担当受講生20名→報酬12万円~
・C講師 担当受講生58名→報酬47万円~仕事内容
受講生への音楽レッスンの提供
応募資格
音楽講師歴6ヶ月以上の実績
求める人材
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- ABCミュージックスクールの理念を理解し、それに沿ったレッスンをしていただける方
- 受講生に寄り添いレッスンを行うことができる方
- 社会人として良識ある対応ができ、ビジネス敬語を使った文書作成スキルがある方
- 応募学科の楽器の演奏・レッスン経験がある方